自動車保険の保険料はできる限り安くしたい、節約したいものですよね。
近年の「ダイレクト(通販)型」保険が登場するまでは「代理店(対面)型」保険が主流となっていたため
「保険の事はよく分からないから」
「面倒くさい」
と、内容をよく確認せずに保険の営業マンに丸投げしていた…なんて事はありませんか?
地元密着で生活していた私の祖父の話です。
祖父は近所に住む親戚の保険代理店営業マンに自動車保険の事は全てを任せっきりにしていました。
ある日、新車を購入した祖父。
保険の内容もよく確認せず営業マンの言われるまま自動車保険を契約します。
「車両保険」に加入した方が良いと言われ加入。それは良い判断だとは思うのですが…
その後、無事故のまま10年が過ぎました。
新しかった車両も古くなり、それに伴い車両の価値も下がっていきました。
価値が下がればその車体価値の数万円~数十万円の補償しか受けられなくなってしまいます。
祖父は保険料の見直しもせずに新車購入から高い車両保険を更新し続けていて、結果、保険料の支払いのみが増えてしまっていたのです。
定期的に補償内容を見直して契約を継続している保険代理店もあると思いますが、祖父のように代理店に任せきりで本来ならば必要の無い補償に過分に入っている事があるのも事実です。
ダイレクト型はインターネットなどで直接保険会社と契約する為、店舗の運営費用や人件費などのコスト(付加保険料)を抑えた分、代理店型と比べ保険料が大幅に安くなるパターンが多い事がメリットです。
ただダイレクト型では、補償内容の確認や手続きを自分で行わなければなりません。
自動車保険はとてもわかりにくいものかもしれませんが、もしもの時、私の祖父のように「こんなはずではなかった!」という事がないように、現在の自動車保険の補償内容をきちんと把握しておく事が大切でしょう。
そして自分にあった自動車保険を見直す事はとても大切です。
まずは保険会社に補償内容を確認する事や、お見積りを取ることをおすすめします。