先日、「飲酒運転」は保険の免責事由の代表、と書きました。「免責事由」に該当する場合は、保険金が支払われません。免責事由にはどんなものがあるかを確認しておくとよいでしょう。
保険契約者や被保険者の故意による事故の場合や、地震、噴火、津波による場合、戦争、武力行使、暴動、内乱等に類似する事変による場合などがあげられます。
また、「対人賠償責任保険」では、記名被保険者自身やの家族が受けたケガについての損害への補償は免責、「対物賠償責任保険」でも同様に、自身や家族が所有する財物に対しての補償は免責とされていることに気を付けましょう。
他にも、「車両保険」では、タイヤのみに生じた損害は免責事由とされます。そのため、いたずらでタイヤをパンクさせられていた!という場合に、車両保険に入っていても、一般的には補償されません。
気になる方は、ご加入の保険会社に問い合わせる、約款を見てみる、などの方法で確認してみましょう。
とはいえ、いざ事故にあった場合や、車のトラブルで損害が発生した時には、免責事由にあてはまる、と自己判断をする前に、保険会社に連絡をすることを忘れないようにしましょう。