自然豊かな場所や高速道路をドライブ中に「事故にあった野生動物を目撃した」ことがある方は多いと思いますが、実際に野生動物と衝突してしまった!という方はいらっしゃいますか?
以前、夏休みの渋滞を回避するため山道を夜走行していた際、側道から鹿が突然飛び出してきて危うく轢きそうになった事がありました。
実際に体の大きな鹿などと衝突すると、車が廃車にってしまうケースも珍しくないそうです。
自動車走行中に野生動物と衝突して車が破損してしまった場合は車両保険で補償されるのでしょうか?
野生動物には飼い主がいません。責任能力・賠償能力もありません。
法律上では動物は「物」として扱われることがほとんどです。
ですので、シカなどの野生動物に衝突した場合には、物に衝突した時と同じ“単独事故”扱いになりますので、車両保険の「一般型」に加入していた場合に保障されるケースが多いです。
事故の状況や車両保険の種類によっては保険金が支払われないことがありますので、心配な方は車両保険のタイプを見直してみるのもいいかもしれません。
ドライバーや同乗者がケガをした場合は「人身傷害補償」や「搭乗者傷害保険」で補償されるケースもあります。
野生動物と衝突してしまったら、まずは事故の発生を警察に連絡し、動物が死亡している場合は素手で触れずに交通の妨げにならない場所に移動させましょう。
衝突を避けるためには、スピードを出さないことがいちばんだそうです。
自然豊かな場所での運転は野生動物との事故に遭遇することがあるかもしれません。
動物の習性を理解してあわてずに対応できるようにしていきたいですね。