先日、九州北部と四国が平年より8日早く梅雨入りしたと気象庁から発表がありました。
今年は梅雨入り・梅雨明けともに平年より早いところが多い予想だそうです。
梅雨の季節は路面が濡れて滑りやすくなっているために、雨の日の運転は苦手な方も多いのではないでしょうか。
雨天時の事故件数は晴天時と比べて約5倍高いともいわれています。
運転に慣れている方も油断は禁物です。
ここで雨の日の運転で気を付けなければならないことを一緒に確認していきましょう。
【雨の日の運転で注意すること】
◆視界が悪くなる
雨の日は視界が悪くなるため歩行者や自転車など見落としがちになります。
ワイパーを動かし昼間でも周囲に自分の存在を知らせるためにヘッドライトを点灯することも大切です。
◆路面が滑りやすくなる
雨天時でもっとも多いのがスリップによる事故です。
スピードを出したままカーブに進入してスリップしたり、轍の水たまりやマンホールの上も滑りやすくなっています。
ブレーキをかけても制動距離が延びているので効きにくく、車がなかなか止まらない状況になりやすいので、雨天時はスピードを落とし慎重に運転する必要があります。
【大雨時の自動車保険の補償】
またこの季節はゲリラ豪雨などが起きやすくなります。
道路の完遂などで車が水没する損害が生じたときは、一般的に「車両保険」に加入していれば補償の対象内となります。
(契約内容や損害状況によって対応が異なる場合がありますのでご自身の保険会社へ確認が必要です)
ゲリラ豪雨や大雨の時には無理をせずに小降りになるのを待つなどの安全対策も必要です。
雨天時に運転をするときは車間距離をあけてスピードを落とし周囲の確認を慎重におこないましょう。