レンタカー費用特約とは交通事故により契約中の車両が修理で使用できなくなった場合にレンタカーの借り入れ費用を補償してくれる特約です。
この特約は車両保険に対して付帯できる特約になりますので、車両保険の加入がない場合はレンタカー費用特約を付帯することができません。
【レンタカー費用特約の特長】
車両保険の支払い対象となる事故で契約車両の修理中にレンタカー費用を補償してくれる特約です。
保険会社によって「レンタカー費用特約」「代車費用特約」「事故時代車費用特約」と名称が違います。
【補償が受けられない場合】
・車両保険の支払い対象ではない事故の場合
・故障での修理期間中にレンタカーを使用した場合
・レンタカーではなく友人から車を借りた場合 など
【レンタカー費用特約の付帯は必要なのか?】
保険会社の提携工場や普段メンテナンスを依頼するカーディーラーなどでは修理の期間に代りの自動車(代車)を無料で貸出しています。
車がなくても日常生活に困らない方や他に車を所有している方はレンタカー費用特約をつける必要はないでしょう。
近年では大雨やゲリラ豪雨などにより甚大な被害が相次いで起こっています。
※大雨・ゲリラ豪雨による損害
災害時には修理工場やディーラーで代車の数が少なく借りることができない場合があります。
代車が借りられない場合、どうしても車が必要な方は自らレンタカーを借りる必要があり大きな出費となってしまいます。
レンタカー費用特約は高額な車両保険に付帯する特約なので保険料は必然的に高くなってしまいます。
その上で、ご自身の地域の状況、生活環境、日常的にどのくらい車を使用するのか、加入によるメリット・デメリットをよく考えレンタカー費用特約の付帯はご自身に必要なのかどうか検討しましょう。