自動車保険(任意保険)の契約期間は通常1年契約の場合がほとんどです。
保険によっては長期契約を選択できますが、契約の満期日までに更新手続きや保険の乗り換えの手続きを行わなければいけません。
もし満期日が過ぎてしまったら自動車保険はどうなるのでしょうか。
【自動車保険の満期日】
「満期日」とは自動車保険の契約が終了する日のことです。
満期日が近づくと自動車保険会社から郵送やメールなどで「満期のお知らせ」が届きます。
満期日以降に自動車事故が起こった場合、無保険期間となり自動車保険の補償を受けることができません。
通知が来たら早めに手続きを行いましょう。
【満期日を過ぎてしまったら】
多くの保険会社は満期日の翌日から6日以内の猶予期間を設けています。
猶予期間内に更新を行うことでこれまでの自動車保険の継続が可能となり等級も引き継ぐことができます。
ですが猶予期間を過ぎた場合は新たに6等級からのスタートになり保険料金が高くなる可能性がありますので注意が必要です。
また猶予期間や特約は各保険会社によって違います。
満期日を過ぎている事に気付いたら急いでご加入の保険会社に連絡しましょう。
【新型コロナウイルス感染症による特別処置】
現在、新型コロナウイルスの影響により自動車保険(任意保険)継続契約の締結手続き猶予の特別処置が取られています。
‹継続契約の締結手続き猶予›
3月13日から最長6か月後の末日(2020年9月30日)までの猶予
これらの特別処置は自動的に実施されるものではなく各保険会社への申し出が必要になりますのでご加入の保険会社にお問い合わせください。