今年の夏休みは例年とは違う夏休みを過ごされた方も多いのではないでしょうか。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で県や地域間の移動については自粛を要請している都道府県がまだまだ多いのが現状です。
そんな中「密閉」「密集」「密接」の「3密」を避けられるアウトドア施設の「キャンプ場」が家族連れやソロキャンプなど一人で自然に触れ合いたい方などに人気を集めているようです。
公共交通機関を使わず車で行けることなどから感染予防としてリスクの低い自然の中でお休みを過ごそうと考える方も増えてきているようです。
今回はキャンプ場や移動中の車で気を付けること、自動車保険の範囲などをみていきましょう。
【キャンプ場での注意点】
屋外であっても人の往来がある場合は感染のリスクが全く無いわけではありません。
感染対策をしっかりと行いキャンプ場のルールを守りましょう。
◆キャンプ場内の自動車事故
標識や信号のないキャンプ場では車の運転に十分注意を払う必要があります。
子供の飛び出しや見通しの悪い場所に注意しながら徐行運転を心掛けましょう。
通常は「道路上」で発生した事故は自動車保険の補償対象となります。
キャンプ場の「道路」とみなされた場所での交通事故は自動車保険の対象となりますが契約内容によっては適用にならない場合もあります。
あらかじめ自動車保険の契約内容について確認しておきましょう。
◆自動車保険の特約
自動車保険にはさまざまな「特約」があり、例えば
「キャンプ場でバーベキュー中に火傷をしてしまった」
「車上荒らしで車内に置いていたカメラを盗まれた」
というような自動車事故とは直接関係ないと思われる事象でも損害を補償してくれる「特約」を用意している保険会社があります。
補償を手厚くし大きなメリットに繋がる事もありますので自動車保険の「特約」を上手に活用しましょう。
保険会社によって特約で補償される条件や金額が異なってきますので詳細は保険会社に確認が必要です。
※車を降りた時の補償
【走行中に野生動物と衝突したとき】
自動車走行中に野生動物と衝突して車が破損してしまった場合は“物”に衝突した時と同じ単独事故扱いになります。
車が破損した場合は「車両保険の“一般型”」に加入していれば保険金が支払われます。
また、ドライバーや同乗者がケガをした場合は「人身傷害補償」や「搭乗者損害保険」で補償されます。
※野生動物との衝突事故。保険は受け取れる?