新型コロナウイルスの感染拡大も終わりが見えない中で、これまでの日常とは違う生活に不安やストレスを感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
活動の自粛が長く続いている現在、3密を避けワーケーションや新しい生活スタイルを取り入れる中でキャンピングカーの活用を考えている方が増えてきています。
ソーシャルディスタンスを保ちながら移動できるキャンピングカーは感染リスクを下げるだけでなくリモートオフィスとしての利用や災害の避難場所になるなどの利点も多く、現在は病院や医療機関でも活用が広がっています。
【キャンピングカーは“8ナンバー”】
自動車はその用途や構造によって分類番号が区分されており、キャンピングカーは分類番号が8で始まる「8ナンバー:特種用途自動車」に分類されます。8ナンバーの特種用途自動車は他にパトカーや救急車、街宣車なども含まれます。
【8ナンバー車の維持費用】
8ナンバーの自動車税は特種な車であるために他ナンバーの車よりも自動車税、重量税ともに割安になります。
その為、かつては脱税目的の不正取得が増加したこともありましたが2001年法改正以降は規定が厳格化され8ナンバーを簡単に取得することは難しくなっています。
8ナンバーの車検は2年ごとになり点検、検査代が高くなる傾向があります。
また自賠責保険は他ナンバーと比較してキャンピングカーは割高に設定されています。
【8ナンバーの任意保険(自動車保険)】
8ナンバーの任意保険は全ての保険会社で契約可能ではなく、契約不可の保険会社もあります。
保険加入が可能の保険会社でも厳しい審査や制約を設けている場合があります。
8ナンバーの車は任意保険に簡単に加入することが難しい場合がありますので、任意保険未加入にならないよう慎重に判断するようにしましょう。