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車がスリップしてしまったら

雨の日は憂鬱な気分になってしまうことがしばしばありますよね。
雨の中の運転が苦手な方も多いのではないしょうか。
晴天時に比べ雨天時は約4倍も事故が起こりやすくなっているそうです。
ワイパーやウィンドウの点検は大丈夫ですか?
タイヤの溝は十分に深さがありますか?
雨の日は事前の点検をしっかり行いスピードをおさえ油断せずに安全運転を心掛けましょう。

‹雨の日とタイヤの点検›https://www.tsumitate.com/car_blog/2018-6-12

【雨の日はスリップしやすい】
雨天時は特に「スリップによる事故」が多いそうです。
雨で濡れた路面はとても滑りやすくなっています。
特に滑りやすい水たまりやマンホールの上を通過して、タイヤがスリップしてヒヤリとした経験をした方もいらっしゃるのではないでしょうか。

【スリップしてしまったら】
走行中に車がスリップしてしまうと、混乱して慌ててハンドルを切ったり急ブレーキをかけてしまうかもしれません。
タイヤが摩擦力を失っている時にこのような急操作は間違った対処方法です。
スリップした時はタイヤのグリップ力が回復するまでは「なにもしない」ことが重要です。
パニックになり急ブレーキ、急ハンドル、アクセルを踏み込んでしまわないように落ち着いてグリップ力が回復するのを待ちましょう。

「本人限定」と「本人・配偶者限定」特約

保険料を安くおさえるために効果的なのが運転者を限定してしまうことです。
運転者を「本人だけ」「夫婦だけ」と限定することで保険料の割引率が高くなります。
単身世帯の方やお子様の独立などで家族の形が変わり「運転するのは自分だけ」という方も近年増えてきています。
保険料を節約するためにも「本人・配偶者限定」限定特約を見直してみましょう。

【「本人限定」と「本人・配偶者限定」特約】
◆本人限定特約・・・運転者を記名被保険者(運転者)のみに限定
◆本人・配偶者限定特約・・・運転者を記名被保険者(運転者)とその配偶者のみに限定
記名被保険者とその配偶者は別居・同居にかかわらず基本的に補償の対象となります。
事実上の婚姻関係にある方や内縁の夫(妻)も配偶者として取り扱われます。
また同性パートナーにある方も配偶者の対象として取り扱う保険会社も続いていますのでご加入の保険会社にお問合せください。

【補償対象者以外が運転し事故を起こした場合】
限定範囲外の方の運転で事故が起こった場合、基本的に保険金は支払われません。

【範囲外の人が運転する場合】
“帰省中の子供が年に1度くらい運転する可能性がある”
そのような場合、運転者の範囲を保険期間中に変更することも可能です。
また1日だけ、1ヶ月だけの保険に加入するなど短期加入の保険も上手に利用してみましょう

故障による車両保険の補償範囲

「エンジンルームの猫に気付かず運転したため、巻き込まれた猫によってエンジンが故障してしまった。」
このようなケースは事故ではないため車両保険の“補償対象外”となってしまいます。
車を運転していると突然エンジンが動かなくなった!というような経験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
車両保険は「車の修理を補償する保険」ですが、どこまでが補償対象となるのか確認していきましょう。

【故障による損害は補償の対象外】
エンジントラブルや車の調子が悪いといった場合など、偶然な事故ではない車の故障については車両保険で補償されません。

【補償されるケース】
・自動車事故が原因の故障
・自然災害(地震等除く)による故障
・いたずら、盗難
・当て逃げ など

【ロードサービスの利用】
ほとんどの自動車保険に無料付帯のロードサービスが付いています。
エンジンの故障などで走行不能になってしまった場合はレッカーサービスや応急作業サポートなどを利用することができます。
走行中に車が動かなくなってしまったときはロードサービスを利用してみると良いでしょう。

寒い時期は要注意!猫がエンジンルームに進入しているかも?

肌が凍り付くような日は暖かいお部屋でゆっくり過ごしていたいものですよね。
寒いこの時期に暖かい場所に引き寄せられるのは人間ばかりではありません。
運転し終わったエンジンの暖かさを求めて車のエンジンルームなどに猫が入り込み、そのまま眠ってしまうなんてことも。
猫は暖かく狭い場所が大好きなのでエンジンルームは安心できるお気に入りの場所なのでしょう。
エンジンルームにいる猫にドライバーが気づかずにエンジンをかけてしまい、回転ベルトやエンジンの熱に猫が巻き込まれてしまったら大きな事故に繋がってしまう可能性もあります。
小さな命を守る為にも冬場の車の安全対策をみていきましょう。

【猫バンバン】
エンジンをかける前に「これからエンジンをかけますよ」とボンネットを「バンバン」と大きく手で叩き猫に知らせる方法が「猫バンバン」です。
この音に驚いてボンネットから飛び出したり鳴き声をあげる猫がいるかどうか注意してみてください。
大きい音に驚いて更に奥に逃げ込んでしまいファンに巻き込まれてしまう猫もいますので、鳴き声などが聞こえてきたらボンネットを開けて確認しましょう。

【日常の対策】
・車体にカバーを付ける。
・スプレーなどの猫除けグッズを使用する。
などを利用し日頃から猫を車に近づけないように対策をとりましょう。

【猫を巻き込んでしまった場合の自動車保険は?】
車が受けた損傷を補償する「車両保険」ですが
・事故による損傷
・自然災害による損傷
・いたずらによる損傷
など外的要因で発生したものに補償の対象が限られています。
猫を巻き込んでエンジンが故障した場合は衝突事故でも自損事故でもないために車両保険の対象外となります。

エンジンの修理代は安いのもではありません。
また猫がエンジンルームなどに進入するトラブルは1年を通じて発生しています。
猫だけではなくネズミが入り込んだり鳥が巣を作ったりすることもありますので、出発前の確認を忘れずにしていきましょう。

車を降りた時の補償

冬のレジャーとしてスキーやスノーボードはとても人気があります。
お休みに車でスキー場に出かけ楽しまれる方も多いと思います。
スポーツやレジャーはどうしても怪我や身の回りの物が壊れたりなどのリスクが高くなってしまいます。
“スキー中に転んで怪我をしてしまった”
“キャンプでバーベキュー中に火傷した”
車で出かけた先で起きた怪我や持ち物の破損。
実は保険会社によっては車を降りている間の事故や怪我を補償してくれる自動車保険があることを存知でしょうか。
車を降りた時に補償される「おりても特約」の内容をみていきましょう。

【おりても特約】
車に乗っている時の補償ではなく “車を降りている間”に起こった損害が補償されます。
●ケガの補償(おりても損害特約)
●身の回りの補償(おりても身の回り品特約)

【補償の対象者】
ケガの補償は対象者を本人、夫婦、家族から選ぶことができます。
身の回りの補償は「記名被保険者とその家族」が補償対象です。
(契約車両の他に自分や家族の所有する別の車で出かけた場合も補償されます)

【補償の対象外】
勤務中・業務中・乗車中の補償は対象外となります。
また、危険なスポーツ中(スカイダイビングやレースなど)の事故なども対象外です。
スマートフォンや現金・クレジットカード、コンタクトレンズなども身の回り品補償の対象外となりますので保険約款をよく確認しましょう。

基本的にこの特約を使っても自動車保険の「等級」が下がることはありません。

週末に車でレジャーに行かれる方、ゴルフなどのスポーツに行かれる方や小さなお子様がいてお出かけする機会が多い方にはお得な特約になりますので付帯を検討されてみてはいかがでしょうか。