自動車保険(任意)の3つの大きな補償の1つ「車の補償“車両保険”」について今回みていきましょう。
この補償は自分の車に対する修理費用などを補償する保険です。
対人賠償保険など人の生命に対する補償と違い加入を迷う方も多いのではないでしょうか。
所有する車の種類や状況などによって加入の必要性が分かれてきます。
車両保険の補償内容や加入のメリット・デメリットを確認していきましょう。
【車両保険の種類】
◆一般型・・・・・補償範囲を広くカバーしその分保険料が高いもの
◆エコノミー型・・補償内容を絞り保険料を抑えたもの
車両保険は大きくわけて2つのタイプがあります。
【カバーされる補償例】
・事故で契約車両が壊れた
・契約車両が盗まれた
・飛び石で窓ガラスが割れた
・駐車中に落書き・イタズラをされた
・当て逃げをされた(一般型)
・電柱やガードレールに衝突した(一般型) など
一般型では単独事故など相手がいない・分からない事故の損害も補償されます。
【車両保険の必要性】
◆新車や高級車を購入した時
高級車などは修理費用が高額になることが多いです。
車両保険の保険金額は契約時の時価相当額で決められます。
車が盗まれたり予測できない損害がおこった時にも補償によって車を買い替える事もできますので加入のメリットは大きいと言えるでしょう。
◆ローン残高が残っている場合
事故が起きて車が廃車になったとき、車のローン残高を支払いながら新しい車を購入しなくてはなりません。
多額のローン残高が残っている場合は加入したほうがよいでしょう。
◆日常的に車を使う場合
仕事などで車を使う、日常生活に車が必要不可欠の場合などは車両保険加入の必要性は高くなります。
高い保険料に加入を悩む方も多い車両保険ですが、補償内容や車の状況によっては非常に重要な備えになります。
車両保険の有無、補償内容の選び方で保険料は大きく変わってきます。
ご自身の車の状況をよく考え必要であれば車両保険加入を検討してみましょう。
また保険料の確認や節約方法など保険会社に問合せをし情報を集めてみましょう。